ガーデニング業者の田中さんよりメールがありました。

 こだわりのある方でして、ガーデニングの良い相談相手になってくれそうです。


家を建てる日記を自分の現場の様に、楽しく拝見させて頂いております(初回の時は、ブログの出来の良さに驚きました。)


①ブロック壁(塗り仕上)の件です

 基礎などの基本的な施工方法が記載されているカタログをエクステリアメーカーからもらってあります。専門用語などは解説しますので思う存分、挑戦して行きましょう。専門の道具や材料の準備・調達も、お手伝いします。自分でするには、時間もかかり、仕上がり面でも苦労が表れます。しかし、思い出という付加価値がプラスされ満足は何倍にもなり、次へのやる気にもつながりると思います。
実にうらやましい気持ちで、ブログを拝見させていただきます。
ガーデニング業者として、勝手に話に参加します

「帰宅後、コンクリート土間について話し合うと、父は「大変だから業者に」とのこと。妻は、場合によっては、作り替える可能性もあるので土の上にコンクリート土間をするのではなく、簡易なコンクリートブロックなどで済ませないかとの意見(賛成)

自転車置き場をコンクリート土間にしないために「ガンコまさ」を使用してはどうかとの提案をいただきました「使わなくなったら普通の土に帰る感じ」というのは、グッドです。

 「ガンコまさ」の利用は、私達的に常に賛成している商品です。しかし、やはりメリットとデメリットがあります

http://www.takatori-web.co.jp/tradition/ganko_1.html

★メリット

・カチカチに硬化する

・草が生えにくい

・水はけが良い・透水性も良い

・土(花崗土)と同じ風合いなので自然

・夏もコンクリートアスファルトのような照り返しが少ない

・施工がかなり簡単

・撤去しやすい

・撤去して砕くと、ほぼ自然の土にもどる
★デメリット

・硬化するが、境目(端部)から朽ちる

・集中加重に弱い

・施工後、歩くだけでも破壊が始まる

・クラック(ひび)が入ると目立つ

・補修すると色の違いが目立つ

・鳥のフンなどの汚れが、しばらく見える

・材料が割高(効果的な仕上げでは\2,000/㎡前後)

などの良し悪しから、基本的にはウッドデッキの下砂利敷きの下地、土壌が悪く雨が降るとベトベトになる場所、また、雑草に悩まされている方にお勧めしています。



自転車置き場に、土以上の強度が必要な場合、たたき仕上げを現代風にアレンジした、たたき仕上げ風土間はいかがでしょう。



○たたき仕上げとは

 土に、にがり消石灰を加え水で練り、硬化した土を小槌で叩いて仕上げたもの 。

 まだコンクリートが高価な時代に、代わりに地面を硬化させていた工法です。

 現在でもお寺や神社、歴史的に重要な庭などは、たたき仕上げをしています

○たたき仕上げ風土間(私の仲間内の呼び方です)とは

 土に、砂利とごく少量のセメントをまぜ、水を打ちながら、土を槌で叩いて、硬化させます。

 「ガンコまさ」並みの強度と「ガンコまさ」以上の自然な風合い

 さらに、コスト的に\500/㎡ぐらいです。ホームセンターで材料が調達でき誰でも、少しやる気と根気があれば仕上がります。撤去するときは、「ガンコまさ」より手間がかかりますが少しのやる気と根気があれば、誰でもできます。

 撤去した土は、レンガ敷きなどの下地に利用できます。



勝手に話に割り込んでいますが、たたき仕上げなど、また違った施工方法もありますので、また、ご紹介させていただきたいと思っております。