棟上げの1日

 長い一日が始まりました。
■今日は、棟上げの日です。香川県では珍しく、午前中からめずらしく雨が降り出しました。
 早朝から現場で最初から最後まで見るつもりでしたが、早朝の会社での仕事で少し遅れて現場へ。
 大工さん達が集まって資材を広げていました。
 そこに材木屋さんから追加の資材が届き、クレーンで持ち上げていました。
 どんどん資材が組み上げられていきました。
  
■大工さん
 大工さんは、2階、3階の高さに平気で上がって、資材を組み立てていきました。しかも雨の中ですので大変です。途中の休憩時間に若い大工さんは「雨で足が滑りそうで怖い」と小さい声で言っていたのが聞こえました。
 
上棟式の準備
 「弾」の竹内会長が、上棟式の準備に取りかかりました。

 海の幸、山の幸がお皿に盛られています。上棟式では、施主が確保する担当のようです。式の終了後に棟梁が引き取りました。
 準備は家族の担当でしたが、内心、鯛が「小さいのが3匹並んでいるのでは」と心配していましたが、家族の手配は手抜かり無かったようです。大きな鯛が真中におりました。

上棟式
 3時過ぎに、上棟式が開始されました。
 高松は「餅投げ」をするところがめっきり減って、上棟式だけというところが圧倒的なようです。我が家も高松風に上棟式だけとしました。
 すま餅を配置して、神主さんのかわりに竹内会長が祝詞を奏上しました。四方への御祓い、乾杯という流れでした。
  
■雑感

  1. 人生で初めて自分の家の上棟式を体験しました。人の棟上げには参加したことが沢山あるのですが、改めて「餅投げ」をする人の気持ちが分かりました。「俺はここに家を建てるんや」と宣言したい気持ちの表現でしょう。
  2. 残念ながら、曇り後雨ということでしたが、考え方によっては「フライパン」のような現場よりも楽だったのでしょうか。
  3. 家族の反応は、「良い木を使っている」「自分の住む部屋のロケーションが分かった」ということでだんだん実感が湧いてきたようです。
  4. 2階の寝室の奥に、空白スペースがあるのがはっきり分かって、収納として使った方が良いことが実感できました。