「日記」の名称を変更しようとしましたがやめました

 これまで、この日記を「家を建てる日記」としてましたが、「住まいづくりを楽しむ日記」に変更しようとしました。が、「家を建てる日記」の名称が普及しているのでやめました。
 私の思いを記録しておきます。
 三省堂の辞書によると、【家】とは、(ア)人が住むための建物。住居。家屋。(イ)自分のうち。我が家。自宅。(ウ)生活の中心となる場所。家庭。所帯とあります。
 また、【住(ま)い】とは(1)住む家。すみか。(2)住むこととあります。
 単に、「箱」をつくることを目的とするのではなく、家づくりや庭づくり、畑づくりの全てのプロセスを「楽しむ行為」として人生の一貫として位置づけていきたいという思いを持っています。
 私の好きな考えですが、孔子の「論語」には、「子曰わく、『これを知る者はこれを好む者に如かず これを好む者はこれを楽しむ者に如かず 幸せを知る者は幸せを好む者に如かず 幸せを好む者は幸せを楽しむ者に如かず』」[如(し)かず=及ばない]という考え方があります。
 「幸せや人生について知っている者は、幸せを楽しむ者には及ばない」という意味のようです。
 現在48歳ですが、男性の平均寿命78歳をふまえて、今後の30年の自分の余命を、自分に出来ない家の基本的建築等はプロに任せながら、自分に出来ることは全て自分の力で時間をかけて取り組んでいくことで、そのプロセス自体を大いに楽しみたいと思います。
 その生き方を通じて子供達に、父親として生きたあかしを少しでも伝えていきたいと思っています。(長い文章ですわ)