レンガ施工の手順

■その1 基礎はしっかりと
 道のレイアウトを決めた後に、その地盤となるところをしっかりとレーキなどで水平をとることが最大の決めてになります。カーブは、ゆるやかにしていないと施工時にレンガの隙間が空くことになります。
 建築では、壁にしても何にしても、「基礎」さえできれば、後は何とかなるものだと実感しました。少し手を抜くと、出来上がりが別物になるのです。

■その2 砂とセメントで「空練り」
 普通のモルタルは砂3に対してセメント1程度となりますが、砂6にセメント1の割合で空練り(水を入れずに混ぜる)して、それを基礎の上に展開します。

■その3 コテを使ってならし
 基礎の上に展開した空練りを、コテを使って平らにしながらレンガを敷き詰めます。
 レンガの両端にも空練りを少し盛り上げてレンガ道を包み込むつもりで展開します。

■その4 レンガを敷き詰める
 その上に、慎重に隣のレンガの高さを確認しながらレンガを敷き詰めます。
 レンガには「顔」があり、どの面を使うか注意しながら敷き詰めます。